まず最初に、一つ目の「ライバルよりも信頼感に劣っている」という点について考えてみましょう。
そもそもあなたのホームページを初めて訪れる人は、あなたの事を、そしてあなたの商品やサービスのことを全く知りません。お客さんは全く知らない企業のホームページにアクセスするわけですから、警戒心一杯であなたのホームページを見て回ります。
あなたとしては、せっかくアクセスしてくれた人に「資料請求」や「問合わせ」をしてもらいたいと考えます。
しかしお客さんからすると、資料請求するためには、あなたに住所、電話番号等の個人情報を教えなければなりません。最近では、個人情報漏洩の事件が続発していますから、お客さんの警戒心は相当強くなっています。
「このホームページは、なんか胡散臭いな」とか、「このホームページを運営している企業は大丈夫かな」という気持ちを少しでも持たれたら、お客さんはなかなか問い合わせしてくれないのです。
従って、お客さんのこうした警戒心を取り除くためには、まずお客さんに「信頼」してもらう必要があります。お客さんに問合せしてもらうための最重要ポイントは、「信頼感」なのです。
あなたのホームページが反応を得られるかどうかは、あなたのホームページがお客さんに「信頼」してもらえるかどうかにかかっています。ライバルよりもあなたの方が信頼してもらえないと、お客さんはライバルに流れていってしまうのです。
それではどうすれば、アクセスしてくれたお客さんに信頼してもらえるのでしょうか。
ホームページを通じてお客さんの信頼を得るポイントはいくつかありますが、まずは自分の身元を明らかにしましょう。
会社名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス等、連絡先を明示しておきましょう。電話番号は、必ず固定電話の番号を掲載しましょう。携帯電話の番号しか掲載しないと、お客さんの信頼を得るのは相当難しいです。
社長さんやスタッフの顔写真を掲載すると、お客さんが安心します。「顔写真を載せるくらいだから、きっと信頼できるだろう」という風に感じてもらえるのです。
御社の「お客さまの声」をホームページに掲載すると、新規客の信頼を得られやすくなります。なるべく多く「お客さまの声」を掲載しましょう。お客さまの声が多ければ多いほど、「この会社はたくさんのお客さんから信頼されているんだ」という風に感じてもらえます。
上記に加え、お客さんの信頼感を得る際に大切なのが、「企業らしい」ホームページを作るという点です。
お客さんは実際にサービスを依頼する前に、いくつものホームページを比較します。例えば税理士さんを選ぶのであれば、複数の税理士事務所のホームページにアクセスして、それぞれを比較します。
複数のホームページを比較した場合、お客さんは「企業らしいホームページ」を信頼します。事務所のスタッフが自作したようなホームページでは、どうしても「素人っぽいホームページ」となってしまい、他社と比較された際に見劣りしてしまうのです。
例えば、実際にあなたがお客さんと会うことを考えてみましょう。初めてお客さんとミーティングする際に、パリッとしたスーツを着て会うのと、よれよれでシミの付いたシャツで会うのでは、お客さんに与える印象は相当に違うでしょう。
ホームページも同じです。お客さんは複数のホームページを比較しますから、その中であなたのホームページだけが「いかにも素人っぽい」デザインだとすると、それだけで競合に見劣りしてしまいます。
もしかするとお客さんに、「お金が無くて自分でホームページ作りをしているんだ」と思われてしまい、大きなマイナス要素になっているかもしれません。
例えば上記の左側は、税理士の先生が自分で作成したホームページのサンプルです。(事務所名は変更しています。)
決して悪いホームページではありませんし、忙しい税理士の先生が良くここまで一人で頑張ったと思えるくらい、良くできたホームページです。
しかし信頼感が求められる「税理士事務所のホームページ」としてみた場合、どうしても「素人っぽさ」は否めません。先ほどお話ししたように、「お金が無くて、自分でホームページ作りをしているんだな」と、お客さんに思われてしまうかもしれないのです。
さて、この自作ホームページを、弊社の【ブログdeホームページ】サービスを使ってリニューアルしたのが右側です。
ご覧頂ければお分かりのように、随分と「税理士事務所らしく」なったと思います。全体の構成は前とほとんど変わっていないのですが、デザインの細部を変えることで、全体の印象が様変わりしたのがお分かり頂けると思います。
もちろん自作のホームページで顧客開拓ができないかというと、そんなことはありません。しかしもし同じ内容のコンテンツであれば、「素人が作ったとすぐに分かるホームページ」よりも、「税理士事務所らしい、信頼感あふれるホームページ」の方が、お客さんに「信頼」してもらえる可能性は格段に向上することでしょう。
お客さんの反応がないと言う人は、ライバルホームページと自分のホームページを比較してみましょう。
ライバルよりも「信頼感に乏しくないか」を客観的に比較するのです。
そして、もし信頼感に乏しいと判断した場合は、ここで述べたような対策を施しましょう。「ライバルとの相対比較」で、どちらがより「信頼できるか」がお客さんにとっては重要なのです。
この他にも、ホームページ作成の際には気を付けなくてはいけないポイントがたくさんあります。そのなかでも最も重要な5つのポイントをわかりやすくまとめておりますので、よろしければ次のページも参考にしてみてください。
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